ネットスカウトマンの私生活

スカウトマンというと、ドラマのようにスリリングな生活をするイメージがあるかもしれません。しかし実際のところ、ごく普通の生活を送る人がほとんど。スカウトマンの仕事に慣れれば、自由な時間を過ごすことができます。この仕事に必要なスキルは、「即レス」「女性とお店を見抜く審美眼」「継続」の3つだけです。(とはいえ、決して簡単な仕事ではありませんが……)

今回は、この道10年のベテランYさんのお話をもとに、ネットスカウトマンの私生活をまとめました。

ネットスカウトマンの1日

スカウトマンが本業のYさん。仕事の忙しさによって生活リズムは変わりますが、基本的に、時間に縛られない自由な生活をされています。午前3時には就寝し午前10時から12時の間には起床。決まった時間に働くのではなく、連絡が来ればすぐ返信。万が一のトラブルに即対応できなければ、スカウトマンの信頼に傷がついてしまいます。素早い決断力とにより、自分時間を確保されているそうです。

参考までに、弊社の求人ページで紹介した1日のスケジュールです。

※Yさんではありません。

10:00 起床、一日の予定確認
11:00 ネットでの問い合わせの確認、返信
12:00 お昼ごはん
13:00 SNS、アプリの更新、ラインの返信
15:00 女の子の面接の段取り(同行せずに遠隔で面接に行かせるため、自宅やカフェで電話での指示)
17:00 仕事終了、外へ遊びに身支度
18:00 遊びでパチンコへ
21:00 遊び7割、仕事3割で風俗やキャバクラへ遊びに行く(笑)

多くの場合、このような決まった時間に仕事をするのではなく、連絡が来たときにすぐ返信し、SNSの更新も必要最低限の時間で済ませます。

副業でネットスカウトマンをする場合、さらに時間が限られるためハードルは上がるでしょう。しかし、ちょっとした休憩時間や、昼休みに適切な返信ができれば、仕事は可能です。普段、ゲームやSNSをするスキマ時間を有効に活用できれば、少ない時間でもカバーできるのです。

自分の好きなときに、好きなことができる

経験を重ねれば、無駄な時間を使うこともありません。必要事項を伝え、女性にぴったりのお店を紹介するのがスカウトマンの仕事ですから、連絡以外の時間は好きなことができます。Yさんも、時間に縛られない生活に満足されているそう。

ただし、Yさんのように稼ぐには、女性とお店を見極める審美眼が育たなければ生き残れない、とても難しい世界です。ゼロをイチにできない人が大多数で、イチを何万倍にするごく僅かな人だけが成功を手にする。そんな世界です。

お金も、使う時間も自由なほうがいい

Yさんも、スカウトマンになる前はいろいろな仕事を経験されたそうです。しかし、時間にとらわれる働き方が合わず、夜の世界が合っていると感じて、スカウトマンの道を歩み始めました。

「世の中には、たくさんお金を持っていても、使う時間が無いほど働いている人がいる。それよりも、お金と時間の両方を、自由に使えたほうがいいのでは? 」と話すYさん。結果的に、スカウトマンの仕事が肌に合っていたそうです。

ネットスカウトマンのメリットは、「自分の好きな時間で」「スマホ1台で」「普通に働くよりも大きな金額を得られる」の3つ。その境地に立てる人はごくわずかですが、スマホと時間はほとんどの人が持っています。あとは、「やる気」と「継続」次第で結果が出る、とてもシンプルな仕事とも言えるのです。Yさんから稼ぐための3つのコツをお伝えいただきました。

ネットスカウトマンの稼ぐコツ

いつ、どんな時間も即レス

ネットスカウトマンは、ネットを活用して情報提供をします。スカウトマン側から女性に話をもちかけることはありません。Yさんの場合、Twitterを運用しており、仕事に興味のある女性が声をかけやすいツイートを心がけ、信頼を積み重ねています。運用にコツは必要ですが、時間はそれほど費やしていないそう。仕事の大部分は女性とのやり取りです。

女性ですので、話が長い人も中にはいます。あくまで、「彼氏でも、友だちでもない。話しかけやすいビジネスライクな関係」を心がけて、必要なことを短時間で伝えます。その上で、「即レス」、「即対応」が稼げるスカウトマンの姿です。

仕事として割り切り、女性側が求めてきたことにすぐ返信しなければ、女性から使えないスカウトマンの烙印を押されてしまいます。さらに、ダラダラと時間を浪費するのは、スカウトマン自身のプライベートタイムを削ることに直結するので、自分の首を締めることになるでしょう。

ネットを使いこなして時間を活かす

街頭スカウトマンの場合、1日8時間立ち続けても出会いに恵まれないこともあり、かなりの体力仕事になります。しかし、ネットスカウトの場合は、SNSや出会い系アプリでやり取りするので、時間の制約がありません。Yさんの場合はTwitterですが、出会い系アプリなど、ネットスカウトマンごとに活用するツールは違います。

共通するのは、「この仕事に興味を持つ女性が、話しかけやすいアカウント運用」。街頭スカウトマンのように声をかけるのではなく、女性側から声をかけてもらうのです。そうすることで、仕事意識の高い女性が自然と集まり、優秀な人材をお店側とつなげやすくなります。

女性とお店を見極める“目”を磨く

ネット上は、やり取りする人の顔が見えません。そのため、女性から提供された情報と現実が違ったために、お店とトラブルになることもあります。(とはいえ、声をかけてくる女性の多くは仕事に前向きな方。お店側から入店拒否されることは滅多にありません)。

スカウトマンの報酬は歩合制で、紹介した女性の働き次第で大きく変わります。女性側の勤務態度が悪ければ、スカウトマンが間に立ってトラブル対応をすることも。逆に、女性側の希望とお店の条件が合わなければ、紹介する女性が減ってしまい、女性、お店の両方から信頼を失います。

ネットスカウトマンは、女性の人間性を見極め、その女性に合ったお店を紹介できるだけの目が求められます。弊社の場合、新人スカウトマンを教育する上司がいますが、稼ぐための経験はやる気と継続力で培われるのです。

ネットスカウトマンのリスク

Yさんに、この仕事をするリスクについて伺ったところ、「リスクと言えるほどのリスクは無い」とお話いただきました。トラブルはあるけれど、知識と経験で事前に避けられるし、即対応すればカバーできるものがほとんど。まったく知らないお店や、稼げないところへ紹介すれば、女性との信頼がなくなって仕事も減る。とてもシンプルな構造です。

では、稼げるお店をどう探し、紹介すればいいのか。

スカウトマンの多くはプロダクションを経由してお店情報を取得します。プロダクションとは、スカウトマンにお店を紹介する仲介業者です。元スカウトマンなど、経験豊富でコネクションを持つ有力者が経営しており、新人スカウトマンの多くが利用します。

経験を積めば、お店側の特徴を把握して、女性の条件とマッチした店を指定することができます。新人のうちはそれができないため、経験を積むまでがリスクとも言えるでしょう。

スカウトマンとユーチューバーの共通点

「スカウトマンの仕事は、ユーチューバーと似ている」と話すYさん。有名なYouTuberは、自分が好きな分野で動画配信し、自由な時間で働き、多くの収益を上げています。スカウトマンも同じで、自分の得意を活かして女性と仕事を仲介し、自由な時間で働く。それができる人の割合も、稼ぐユーチューバーの比率と同じかもしれません。

Yさんのような経験年数の長いスカウトマンは、街頭スカウトからスタートされています。「ナンパの延長でスカウトをしながらお金を稼ぐ。そんなふうにスタートした方が多いのでは? 」と、お話されていました。

弊社のようなスカウト会社では、Yさんをはじめベテランのネットスカウトマンから、知識と経験を伝えています。そのため、一昔前のスカウトマンよりも経験を積みやすい土壌があります。最近ではユーチューバーも、先駆者が会社を立ち上げ、ユーチューバーを集めたプロ集団を作り、後進の育成を図っているそうですから、同じ業界構造と言えるでしょう。

ネットスカウトマンの情報が得やすい時代

以前と比べて、知りたいことはネットで簡単に手に入るようになりました。このサイト以外にも、スカウトマンの情報は多く発信されており、誰でも始めやすい副業として認知されつつあります。

しかし、フリーのネットスカウトマンとして生きるには、経験や人脈が無ければ不可能。人脈もノウハウもゼロで飛び込むには危険すぎる世界です。トラブルに巻き込まれても1人で対処しなければいけませんし、警察のお世話になる可能性がかなり高いでしょう。

弊社のお仕事を初めた場合、最初のうちはYさんのようなベテランがつき、経験とノウハウを提供します。万が一、困ったときでも、1人ではない心強さが、会社に属するメリットです。

ベテランスカウトマンの時間術

Yさんの場合、スカウトマン1本で生活されていることから、仕事とプライベートの境目がほぼ無いそう。200人近い女性をかかえながら、会社のマネージャーをサポートする店長的な立場の仕事もされています。

ネットスカウトマンの「即レス」と「経験による審美眼」をもつことができれば、連絡がきたその瞬間だけ仕事をして、他の時間は自由に使うことができます。

ダラダラと時間を浪費しない。仕事として割り切って、適切な対応を即座にする。これは、どの仕事にも共通して言える仕事術ではないでしょうか。ネットスカウトマンの仕事は、一般的なビジネスに通ずるものがあるのです。

10年近いキャリアを経て、満足できる収入を得たYさん

Yさんに「何歳までこの仕事を続けたい?」と聞いたところ、少し悩まれたあとに「先のことを考えるのは、あまり得意じゃなくて……」と、話していただきました。即断即決。その日にしたいこと、その時、欲しい物はすぐ手に入れたい性格なんだそう。とはいえ、Yさんが浪費家で、豪勢な生活をしているわけではありません。

彼女と一緒に旅行へでかけたり、買い物に行ったり。ごく普通の暮らしをされています。サラリーマンと比べて、かなりの金額を稼ぐYさんですが、自由に生きるためのお金と、自由に使える時間がある現状に満足されているそうです。

まとめ

Yさんが語られたとてもシンプルな「稼ぐ仕組み」は、シンプルゆえに継続が難しい。経験を積む忍耐強さが求められます。

とはいえ、「自由に生きる時間と、それに必要なお金」を手にしたYさんは、とても余裕がありました。仕事として割り切り、無駄な時間をかけずにベストを尽くす姿勢は、どんな仕事でも求められることです。ネットスカウトマンは、スマホ一台と、やる気さえあれば誰でも挑戦できるので、Yさんの姿は多くの方が憧れるのではないでしょうか。

弊社では、Yさんのようなベテランのスカウトマンが未経験の方をフォローします。知識をお伝えしたあとは、継続してやるのみ。詳細はLINEよりお問い合わせください。

スタッフが丁寧にお応えします。