ネットスカウトマンのSNS運用術
ネットスカウトマンは、SNSとメッセージアプリ、電話で仕事をします。「ネットスカウトマンの仕事」でもお伝えしたように、SNS等のネットサービスを駆使してお仕事を探す方と接点を持つのです。とはいえ、ネットスカウトマンに興味を持つ方のほとんどは、SNSで発信したことがない方がほとんどではないでしょうか?
今回は、ネットスカウトマン以外のビジネスでも参考になるSNS運用術をお伝えします。
SNSはネットスカウトマンの必須ツール
ネットスカウトマンはTwitter、出会い系、パパ活サービス等のSNSを利用しています。使うサービスによって利用者の目的は異なるため、自分の得意分野と戦略をもって選びましょう。
社会インフラレベルに普及したSNS。140文字以内の短い文章を投稿できるのが特徴。今回の記事では、Twitterを使ったスカウト方法を詳しくお伝えします。
出会い系、マッチングアプリ
ある程度、目的をもった利用者が多いSNS。恋愛、パパ活、婚活、就活などが主目的です。
Twitter運用の心構え
スカウトマンに限らず、Twitterビジネスで必要なことは、(1)目的をはっきりさせ(2)目的達成のために必要な行動を、(3)継続すること。これが、成功する運用の共通点です。
スカウトマンであれば、このような目的と行動になるでしょう。
目的
仕事を求める方に、稼げる仕事を紹介する
必要な行動
- 信頼を築く
- 自分が扱う仕事に興味をもつ女性との接点を増やす
- リピーターを増やす
これは、スカウトマンに限らず、ビジネス目的のTwitter運用に共通することではないでしょうか。目的と行動を決めたら、あとは続けるだけ。長期間、運用改善しながら信頼を蓄積した結果、依頼の声がかかりやすい稼げるアカウントに成長します。
稼げるTwitterアカウントの基本
(1)一人でも多くの人に見てもらう工夫をする
フォロワー0人の状態で、自己中なツイートをし続けても無意味です。一人でも多くの人に見てもらい、フォローしてもらうにはどうすべきか考えましょう。
新人スカウトマンは、フォロワーも信頼もゼロです。ここはアイデア次第でどうにでもなる部分で、あっという間に稼ぐコツを見出す新人スカウトマンもいます。誰でもできる基本事項は後述します。
(2)「この人はデキる人だ」と信頼されるツイートをする
ナイトワークに興味をもつ女性のほとんどは経験者です。彼女たちは、常により多く稼げる仕事を探しています。「このスカウトマン、いいな」と思ってもらうためには、実績の発信が必須です。紹介した女の子の実績を具体的に、可能であればやり取りのキャプチャ(名前などプライベートな部分は隠した上で)を発信し続け、稼げる仕事の募集内容をツイートするなど、見た人が気になるツイートを心がけましょう。
(3)口コミを積極的にリツイートする
紹介した女の子の実績は、スカウトマンの実績でもあります。依頼主の女の子のアカウントからスカウトマンのポジティブな評価をお願いするなど、実績をこまめに発信することで、好印象を持たれるでしょう。
飲食店や美容院の口コミを想像するとわかりやすいと思います。第三者の評価は女性にとって重要な判断材料。ナイトワークは性質上、実際に稼ぐ女性の意見、口コミによって安心感をもってもらうことができます。
「この人なら大丈夫」と思ってもらうための工夫をしましょう。
稼ぐネットスカウトマンの特徴
すでに成功しているネットスカウトマンを真似しただけでは稼げませんが、基礎的な運用事例をお伝えします。
固定ツイートで自己紹介+信頼アップ
Twitterには、プロフィール画面の上部にツイートを固定する機能(固定ツイート)があります。そこに、特徴的なツイートを掲載することで、「この人は信頼できる人か」を判断してもらいやすくなります。
定期的に実績ツイート
スカウトマンアカウントを調べれば、ツイート内容の共通点に気づくと思います。実は、他のビジネスよりもシンプルなツイートでいいのです。なぜなら、稼ぎたい女性の目的はお金。どうすればいくら稼げるのか、この2つを実績とともに掲載します。
- 得意なジャンル
- 稼げる金額
親しみやすいキャラクター設定
ナイトワークに興味を持つ女性の多くは、スカウトマンを実績で判断しますから、基本的にアカウント画像は何でも良いでしょう。とはいえ、明らかに女性が嫌いそうなもの、シェアしづらいものは避けるべきだと思います。
親しみやすいキャラクターのほうが女性から声かけしやすいですし、信頼感にもつながるでしょう。
フォロワーとコミュニケーション
リツイートキャンペーンへ参加してくれたフォロワーや、稼いだ報告をしてくれた女の子を引用リツイートで感謝を伝えるなど、コミュニケーションは大切です。フォロワーとの信頼関係を発信することで、フォロワーのフォロワーにも好印象を与え、信頼の蓄積につながります。
ツイートで押さえるポイント
伝えたい人を想像する
ナイトワークは文字通り、夜にする仕事です。そういった仕事に興味をもつ女性が、いつTwitterを眺めているか想像してみましょう。寝る前や、仕事終わりにスマホを手にする人が多いのではないでしょうか。
ツイートする時間はそれほど重要ではないですが、あえていえば深夜帯が良いでしょう。寝る前、仕事終わりにツイートを見てもらえるような工夫はアリです。
このように、対象の女性を想像したツイート、運用を考えてみるのも一つの方法です。
フォロワーの「褒めツイート」でアピールする
スカウトに限らず、フォロワーや女の子の評価はとても大切です。「このスカウトマンのおかげで、稼げたよ! 」「困ってたけど、この人に助けてもらって本当によかった! 」といった褒め言葉は、リツイートによって周囲へのアピールになるのです。褒めツイートしてくれた女の子には、積極的にお礼しましょう。
最初のうちは実績がないため、自作自演するスカウトマンもいますが、稼げる実績を積み上げるほど、信頼を得た女の子に褒めツイートをお願いするなど、アピールする手段が増えます。
どれくらい運用すれば稼げる?
5年以上、Twitterで実績を重ねたスカウトマンは、DMだけでも1000件近い女の子とやり取りし、紹介実績も相当数こなしています。褒めツイートもお願いしやすいですし、仕事のやりとりも、リツイートで新規の女の子の目につくよう工夫してくれる女の子もいます。
とはいえ、最初からこのような仕組みができたわけではありません。スカウトマンの仕事の基本を学びながら、Twitter運用を工夫し続けること。センスのある新人スカウトマンは、あっという間に稼げるアカウントになりますが、そうではない人がほとんどの厳しい世界です。
お手本アカウントを見つけよう
Twitterでスカウトマンを検索すると、すでに成功しているアカウントが多く表示されます。「風俗嬢」、「キャバ嬢」、「出稼ぎ」などの業界用語を検索し、どんな人がどんなツイートをしているか調べてみましょう。
数年前と比較すると、スカウトマンのTwitterアカウントは体感的に10倍以上増えています。しかし、ナイトワークに興味がありそうな女性のアカウントはそれほど増えていません。年々、競争が激しくなりつつあるのは事実です。
自分の目指すイメージに近いアカウントを見つけたら実践あるのみ。経験を積みながら、ネットスカウトの基本を身につけ、変化に気づく力を磨きましょう。
初心者はフォロワー1000人を目指せ
フォロワーの多いアカウントを購入する手もありますが、多くのスカウトマンはイチからアカウントを作り育てます。なぜなら、この仕事に興味がないフォロワーへ伝えても意味がないからです。
目安として、フォロワー1000人を目指しましょう。信頼される運用に加えて、フォロワーを増やすにはコツがあります。
弊社の場合、スカウトマンの基本的な仕事は先輩から教わることができます。ただし、SNSの運用に関していえば、稼げるレベルに育てるのは個人の工夫次第です。
フォロワーを増やすコツ
知人や、紹介した女性にフォロー・RTを頼む
フォロワーが少ない段階で有効な方法です。複数のアカウントを作り、サクラを自作・自演する方法もありますが、実績を重ねて、協力してくれる女性が増えるほど、自然とフォロワーが増えます。
最初は女性キャラを演じる
ナイトワークという仕事柄、女性側は同業者が気になるもの。どうやって稼いでいるのか。どんな場所ならより多く稼げるのかなど、興味をもつツイートを心がけるとよいでしょう。ある程度フォロワーが集まったところで、スカウトマンのキャラクターに切り替えるのも方法の一つです。
RTキャンペーン
「RTで1名様アマギフプレゼント」などの小さなキャンペーンを打つことで、リツイートが増えます。フォロワーが多い女性は、さまざまなTwitterキャンペーンでプレゼントを貰う機会が多いため、リツイートしやすい傾向があります。
基本をおさえて、あとは工夫とセンス次第
基本を押さえてツイートをすればフォロワーが増える時代は終わりました。しかし、まったく問い合わせが無いわけではありません。自分のやり方をつねに見直し、成功パターンを模索するのは、スカウトマンに限らずどのビジネスアカウントも同じです。
街頭スカウトマンのように、自分から女性に声をかけるのも1つの方法でしょう。声をかける前に、フォローしておいて、ナイトワークに励む女性が何を求めているか知ることも重要です。なかには、興味をもってフォロー返ししてくれる女性もいるかもしれません。
アカウント凍結などの危機管理
ルール違反をすると、迷惑行為として通報され、Twitterが利用できなくなります(アカウント凍結)。例えば、児童の性的搾取。嫌がらせ、過激な画像・発言の投稿などです。
ほとんどは、フォロワーの多い状態で目立つ違反行為や、誰かの恨みをかうような発信をしなければ、通報されることはないでしょう。
自分に興味のある方と信頼を築き、数を増やすことが目的達成の行動です。悪目立ちして、むやみにフォロワーを増やすことではありません。
変化に気づけるようアンテナをはる
街頭スカウトが違反行為になったのと同じく、この業界の変化は早いです。以前は効果的と言われていた方法も、時間が経つほど新規参入者が増え、効果が薄れていきます。
だからこそ、基本だけではなく自分なりの工夫が必要になります。稼ぐネットスカウトマンの多くは、そのセンスを持っている方が多く、マニュアル通りにできる人よりも、情報収集が得意で、変化に敏感、直感的に実践できる人のほうが多く稼げるでしょう。
デキる人の真似をしながら、自分なりの方法を見つける。周りを見渡し、変化を敏感に察知する。これこそ、稼げるスカウトマンの必須条件かもしれません。
まとめ
今回は、実際にTwitterで稼ぐスカウトマンから、基本的な運用術を教えていただきました。目的を明確にして、ゴールに辿り着くためにできることを継続する。これは、スカウトマンに限らず多くのSNSマーケティングで役に立つお話ではないでしょうか。
弊社では、SNS運用に特化したスカウトマンにより、新人スカウトマンをフォローします。詳細はLINEよりお問い合わせください。スタッフが丁寧にお応えします。